インマナスピンアウト~レシピの取り扱い


インマナの一連の記事に記載したレシピは、すべてあたしのものです。
ハリオムさんのレシピをそのまま掲載したものは一つもありません。
これには、ちょっとした理由があります。

教室の参加費用、意外と高くて¥4,500でした。
作った料理はその場で腹に収めてしまいましたので、
あたしたち受講者が持ち帰ったものは唯一これだけです。

テキスト

考えようによっては、このテキストにも何百円かの価値があります。

あたしが元々レシピを隠すタイプでないのは、皆様先刻ご承知でしょう。
ですがあたし以外の受講者23名も同様に¥4,500を支払って、
その対価の一部分としてこのテキストを手にしたわけです。
あたしがここにレシピをそっくり記載してしまっては、
他の23名に対して申し訳ない気持ちが起きるというものです。

今回はスパイスを4種類しか使わないというレシピで、
それゆえに料理の顔つきは違っていても味の傾向は似ていました。
タンドーリチキンにチキンカレーという素材の重複もお粗末で、
料理の組み立てを知っている人間のものではありません。
ではなぜハリオムさんはその凡庸な組み合わせを選んだのか?
それは、「家庭で再現しやすいように」の一点に尽きます。
レストランの料理は食べたらそれで終わりですが、
料理教室の料理というものは必ず家庭で再現されるものです。
その際に容易に再現できるよう、教室とのズレが生じないよう、
特別な食材や調味料を調達しなくても調理できるよう、
そう考えたらあんな組み立てになってしまったのだと思います。

チャイがついていたのですが、これは取るに足らぬものなのでパス。
インマナは、スピンアウトも含めて今回で終了です。

あたしは、できればガラムマサラのレシピも公表して欲しかった。
何と何が入っていると分かってもその比率が分からなければ
同じものを作ろうと思ったって作れっこありません。
それでなくてもハリオムさんはスパイスをインドから取り寄せていて、
その辺のスーパーのスパイスを買ってきて使うあたしたちが
同じものを作るなど全くありえないことなんですからね。
インド料理を文化として日本に定着させたいのなら、
客観的な情報はどんどん公開するべきだとあたしは思います。

あたしはレシピを公開するタイプですが、こんな風に考えています。

「レシピ通りに作っても、誰にもあたしと同じ味は出せない。」

どちらが美味しいとか不味いではなく、同じにはならないんです。
同じレシピで同じ味になるのはお菓子だけなのであって、
料理の場合は同じレシピで作っても味は異なります。
ただし、レシピを大きく踏み外してしまえば味の保証はなくなります。
レシピというのは、このガイドに沿って進めば道に迷うことはないという、
一種の道案内のようなものではないでしょうか。

だからこそ、レシピを公表する人間の責任は重いということです。
今回、ナンのレシピの公表を踏みとどまった理由もそこにあります。
公表しても、作れない美味しくないでは、その意味がありません。

長い記事にお付き合いいただいて、ありがとう存じます。
ほんのお礼に、カレーの画像を置いておくとしましょう。

チャナ・マサラ
チャナのアップ

チキンのカレーがどうしてヒヨコ豆のカレーに化けるかってぇと、
それはきっとあたしが料理人だからでしょうね。
イタズラしたくって仕方ないんですから、このオヤヂは。
絶望的と言っていいくらい白いご飯に合わないのは、
前々回のバターチキンと同じかあれ以上ではないでしょうか。
あたしは、純フランス流のバゲットで食べました。

今年の夏は、ラーメンとカレー!
2008 / 07 / 28 ( Mon ) 18:40:48 | 日記 | TrackBack(0) | Comment(3) | トップ↑
インマナスピンアウト~ガラムマサラの謎


ガラムマサラという名の植物がある訳ではありません。
そもそも「マサラ」というのがスパイスの複合体のことであって、
ガラムマサラは数あるマサラの中の一種に過ぎません。

教室でハリオムさんに「どんなガラムマサラをお使いですか?」と、
何の遠慮もなくズッパリ斬り込んだ向こう見ずがいました。
ハリオムさんは、「それは答えられないよ。」と即答しました。
インド料理のシェフはマサラの配合に心を砕いているので、
それは容易に外に漏らすことのできない秘密なのでしょう。
いや、おそらく弟子にさえも教えないものなのだと思います。

レシピの扱いについてはまた別の機会を設けるとして、
あたしがガラムマサラの何を「謎」だと感じているのか、です。

<続きはこちらから>
2008 / 07 / 26 ( Sat ) 12:36:38 | インド料理 | TrackBack(0) | Comment(4) | トップ↑
土用


続きに、カレーの画像をUPしました。(7月24日、18:00)

<土用鰻店ぢゅう水を流しをり 阿波野青畝>

昔の中国では、あらゆる物事を木火土金水に分けて考えていました。
太陽系の惑星にも、その名が見事に付けられています。
十干の、きのえ・きのと・ひのえ・ひのと…もここから来ています。

さて、四季にはそれぞれ色が付けられています。
春は青で「青春」、以下「朱夏」「白秋」「玄冬」ですね。
これを、色でなく木火土金水を当てはめてみると、
春が木で夏は火、秋の金に冬の水ということになって、
土だけがひとりさみしく余る形になってしまいました。
土星だけが並びの順番から外れているのも関係があるんでしょうかね?
窮余の策として、四季それぞれの最後18日間を削り取って、
これを集めたものを「土の用」としたものなんですね。
昔の一年は360日で、四季それぞれが90日あったはずのものを
「土の用」を作ることでどの季節も日数が72日にまで減じられ、
「土の用」そのものも年間通算72日を獲得することになりました。
90×4=72×5、なかなかどうして綿密な計算です。

今日は、土用の丑の日です。
土用の18日間に十二支を割り当てるわけですから、
運のいいヤツ(6種類)は二回登場することになる理屈です。
今年の土用の入りは7月20日でしたので、今日は一の丑。
来る8月5日が、土用の二の丑ということになります。
その二日後、夏の土用が明けた8月7日は、はやくも立秋です。
昨年は立秋前日に強烈な暑中見舞いをお届けしましたが、
本来、暑中見舞いとは、夏の土用18日間に限るものなんです。


え?鰻ですか?
前にもどこかに書いたんですけど、あたしは夏には食べません。
正直言って、この時季に鰻と蕎麦を食うヤツの了見が知れません。

さ、カレーでも作るとするかな。

<続きはこちらから>
2008 / 07 / 24 ( Thu ) 06:07:08 | 日記 | TrackBack(0) | Comment(3) | トップ↑
突然ですが、ニュースです。


最近世界各国で激化するベロがですが、
ついに日本各地にもその火種が飛び始めたもようです。

中でも注意を払っていただきたいのが、
誰彼の見境なく手当たり次第に人をなめ回す「無差別ベロ」です。

また、自分のベロで自分の体をグルグル巻きにする、
いわゆる「自縛ベロ」や、
さらに大勢でベロを出して練り歩く「集団ベロ」も増加傾向にあり、
見ていて、その様子に釘付けにされてしまうという被害報告が
各地の警察や役所やタスポに次々と届けられています。

あ、たった今、別のニュースが飛び込んできました。

最近世界各国で激化するエロですが、




不安定な天候のため、一部地域で通信が乱れております。
ご了承ください。
2008 / 07 / 22 ( Tue ) 19:12:06 | 日記 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
インマナ、その③


ナンは放棄したまま、カレーに移りたいと思います。

教室では、この料理も4種類のスパイスで作りました。
ですが、正直それではもの足りませんので、
今までと同様に、あたしがアレンジしたレシピを掲載します。

赤、辛、旨
でも、これじゃ何やらワカラヘン。(苦笑)

インドのカレーというのは、作ってすぐに食べるものです。
あのクソ暑い中、何時間も煮込むなんてことはありえません。
また、時間が経って美味しくなるようなレシピでもありません。
今回ご紹介するカレーは、30分程度でできてしまいます。
食べたい時に手早く作れるという意味では重宝なものですし、
調理時間の短さが夏向けということもできると思います。

では、長~い続きへどうぞ。

<続きはこちらから>
2008 / 07 / 19 ( Sat ) 08:22:22 | インド料理 | TrackBack(0) | Comment(6) | トップ↑
あたしの好きなラーメン、きっとその①


インドシリーズの合間ですが、ラーメンレポをお届けします。

あれ以来自分の好きなスタイルのラーメンが食べたくて、
そしてそれがどうにも我慢できないレベルに達してしまって、
グズグズしていてもろくなことはないので行ってまいりました。

下手っぴぃ画像満載の続きは、できれば満腹時にご覧ください。

<続きはこちらから>
2008 / 07 / 16 ( Wed ) 21:02:22 | ラーメン | TrackBack(0) | Comment(8) | トップ↑
インマナ、ピ~ンチ!


ナンのレシピをUPしようと思っていたのですが、断念しました。
美味しいナンができないんです。

ナンは仕込んだ生地を寝かせる時間が必要なので、
教室では前日にハリオムさんが仕込んだものを持ち込み、
あたしたちはそれを伸ばして焼くだけでした。
逆に、上手くできて当たり前だったのかもしれません。

自宅でレシピ通りに作ってみたのですが、再現できません。
思いつく修正をレシピに加えても、これだっ!と思う味に仕上がりません。
早くも行き詰ってしまっています。
ちょっと悔しいので、当日のナン。
まぁるいナン


あと、もうひとつ。
前回のチキンなんですけど、タンドーリで焼かないのに
「タンドーリ」と呼ぶのはどうかと疑問を発してはいたのですが、
まったく別の角度から新たな問題が発生しました。
タンドーリで焼いても「骨なしはティッカという名の料理」だったのです。
たしかにあたしが行く店でも、「タンドーリ」は骨付き肉、
骨のない肉に対しては「ティッカ」の名がつけられています。
料理教室では通りのいいようにタンドーリと呼んだのでしょうが、
料理人としてはここは看過できないところです。
あたしのレシピになっている以上は、名前変更もありでしょう。
謹んで、「チキンティッカ」と名乗ることにいたします。

次はチキンのカレー。
赤くて辛くて、美味しくて。
2008 / 07 / 14 ( Mon ) 15:51:41 | インド料理 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
インマナ、その②


インドの家庭にはタンドーリはありません。
タンドーリがないということは、それが生み出す料理は作れないということです。
日本の家庭にもタンドーリはありませんね、普通は。
では、どのようにして日本の家庭でタンドーリチキンを作るのか。
こういう難題を解消するにあたっては、料理人の知恵と経験がモノをいいます。

<続きはこちらから>
2008 / 07 / 11 ( Fri ) 07:11:06 | インド料理 | TrackBack(1) | Comment(6) | トップ↑
インド人シェフから学んだこと、略してインマナ、その①


いやー、ぶったまげましたね。
何がってあぁた、そうじゃありませんか。
どれだけの数のスパイスが用意されているのかと思ったら、
わずか4種類ですよ、4種類!(ジャパネットの社長みたいだ…)
その4種類とは、ガラムマサラ、パプリカ、ターメリック、カイエンヌペッパー。
(パプリカは、もちろんドライのパウダーです。)
家庭で再現しやすいように、レシピを考えてくださったんだそうです。
東京ガスの主催ですからそれは十分予想の範囲内にありました。
でも、いくらなんでも、たった4種類とはねえ…。
スパイス使いの真髄を盗み出すというあたしの目論見はあっさり潰えました。

では、料理ごとに作り方とそのポイントを書いてまいりましょう。

<続きはこちらから>
2008 / 07 / 09 ( Wed ) 05:51:41 | インド料理 | TrackBack(0) | Comment(2) | トップ↑
彼らの青春


才の高校の野球部の試合を観てきました。
夏の甲子園へ向けての東京都の予選第一戦です。
吹奏楽部が応援に駆けつけていたのですが、
今回はあくまでも野球メインです。
バイクのケツに遊を乗っけて、ブイ~ンと行ってきました。

<続きはこちらから>
2008 / 07 / 07 ( Mon ) 07:07:07 | 日記 | TrackBack(0) | Comment(2) | トップ↑
ニコニコ動画


以前、炒飯の調理を撮影した動画をYoutubeにUPしました。
ここでもご紹介しましたので、覚えておいでの方もいらっしゃいましょう。
先日、気の迷いから、同じ動画を少し編集してニコニコ動画にUPしました。

コメントに対してアカウントが表示されるYoutubeに対して、
ニコ動はアカウントが表示されないことになっています。
コメントは動画再生中の画面を右から左へスクロールします。
匿名でコメントできるとあって、ニコ動のそれはめっちゃ低レベル。
面白かったコメントを思い出して書き並べてみましょう。

<続きはこちらから>
2008 / 07 / 03 ( Thu ) 07:15:11 | 日記 | TrackBack(0) | Comment(6) | トップ↑
再訪


およそ一ヶ月の時間を要しましたが、再訪を果たしてまいりました。


♪サイホー、サイホー、しご~とキッラッイー♪


えっ?仕事を放棄してラーメンを食いに行ったのかですと?
なじぇ分かりるれろですかぁ?

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2008 / 07 / 01 ( Tue ) 13:20:16 | ラーメン | TrackBack(0) | Comment(6) | トップ↑
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