<拭きこみし柱の艶や年忘 久保田万太郎>
年忘れと言いますが、忘れたいこともあれば忘れたくないこともあります。 あるいは、忘れてはいけない出来事というのもあるでしょう。 カレーに狂った一年の終わりに、今日はカレーを食べてきました。 22・23日と連続で訪問したコチン・ニヴァース、三度目の訪問です。 遊びの世界(特に、女郎買い)では一度目が初会、二度目が裏、 三度目以降を馴染みと称して客を持ち上げるのが常です。 その伝からいけばあたしは今日から馴染みかもしれませんが、 飲食店で常連客を気取るような野暮は大嫌いでございます。 普通の扱いを受けて普通に食って普通に金を払うのが一番です。 でも店の人に顔を覚えてもらうのは、悪くはないですよね。 今日は写真があります。 続きで、た~~っぷりとご紹介しましょう。 <続きはこちらから> |
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ちょっと前に、再度インド料理の教室に参加してきました。
再度といっても前回とは講師も内容も違うもので、今回はバリバリの南。 あたしが夏以降挑んでいた料理そのもの、と申せましょう。 先に結論。 ① あたしのやってきたことは正しかった。 ② あたしの作るカレーは相当旨いらしい。 インド料理は今まで踏み込んだことのない畑、自分のやっていることが 正しい方向を向いているのかどうかさえ分からないという状況でした。 それに、実食経験もかなり少ない分野だもんですから、料理を作っても それが果たしてインドレベルでも旨いのか自分だけが旨く感じるのかも不明。 あたしはずっと南インド料理における「スタンダード」を求めていたんです。 (北インド料理における「スタンダード」は、お気に入りのあの店です。) で今回、実に様々なことを確認できました。 もう自信を持って「これは南インドのカレーです。」と胸を張れます。 続きは、今回の料理教室に対する雑感です。 <続きはこちらから> |
お袋が、突然芝エビの冷凍したのを持ってきました。
見ると、「10月25日、求める」と書いてあります。 謎、その① なぜ購入時に生で使うかどうかを打診しなかったのか。 謎、その② なぜ今の今までエビについて何にも言わなかったのか。 謎、その③ なぜ今このタイミングで持ってきたのか。 年寄りのすることはさっぱり分かりません。 あたしは、滅多にエビを食べることはありません。 ① サイマキエビ(小型の車エビ)のてんぷら ② 頭つきの車エビを茹でて寿司にしたもの ③ 芝エビのかき揚げ 以上が、あたしの食べるエビ料理のほぼ全てです。 「ほぼ」と申し上げるには理由があります。 実はもう一つだけ自分で食べたいと思う料理があります。 そしてそのケースに限っては、冷凍エビも許可です。 今回はお袋が持参した芝エビで作っちゃいました。 <続きはこちらから> |
<冬菊のまとふはおのがひかりのみ 水原秋櫻子>
教科書にも採択されるような、秋櫻子の傑作のひとつと言えましょう。 その匂いを身上とする菊ですが、この句は視覚が中心になっています。 自らが光を発するようにじっと佇む菊の花、『孤高』のイメージですね。 あたしは『孤高』などという言葉とはほとんど無縁にしております。 先日もはしごにはしごを継いで、好き放題やらかしてきました。 まずは、ラーメン。 都内にあるWスープの店に突撃しました。 特製ラーメン、880円也。 あたしが経験したWスープの中では一番賞です。 今までは中野の青葉が一番でしたが、超えました。 ま、青葉インスパイア系ですから、ベクトルは一緒。 ただ、量的な不満が残りましたね。 90点。 そんなわけで、うどん。 気になっていたうどん屋がその近くなので、 腹ごなしがてら歩いていって冷やかけを一杯。 イリコのダシが強めに出ているスープに モチモチックな腰を有するキレイな麺。 とても香りのいい青ネギがいっぱい。 つるっとぺろっと380円。 86点。 これが昼の部で、一脚目のはしご。 夕方の部、もう一脚はアルコールがらみです。 <続きはこちらから> |
<堪へてゐる冷えと歯痛とひとつになる 川本臥風>
幸い歯が痛むことはないあたしですが、最近の寒さは厳しく感じます。 やはり、半袖のTシャツを着ているからでしょうか。 今日からもう12月、みなさま大掃除の準備は万全ですか?(ナンダ、ソリャ) 11月は、実に変化に富んだ出来事に彩られた一ヶ月でした。 4日、塾時代の若い衆と新宿で飲みました。 一の酉の宵宮だったので花園神社へ足を運び、 さらにあたしの故郷ゴールデン街へ繰り込みました。 昔馴染みのオカマの店で飲み、知り合いの店へハシゴ。 そこから居酒屋へ流れてお開きは明けた5日の03:30。 一次会は19:30スタートでしたので、8時間飲みっ放し。 8日、小学校の同窓会に出席しました。 色紙の失敗は記事にしましたが、それはともかく、 37年ぶりに会う友人は顔が分からないのがほとんど。 最大の収穫は会場のフランス料理店です。 小学校の同級生がオーナーシェフをしている店で、 パーティー料理のレベルがとても高かったのでした。 あれなら普通に食事に行っても相当期待できそうです。 11日、お袋の誕生日でした。 これも記事にしましたが、当日飲んだ酒が8合半。 自分の潜在能力の高さを再認識した一日でした。 あのババァ、百まで生きると豪語しております。 18日、ウキウキ下町デート。 しかし、このあたりではすでにパソコンがぶっ飛んでました。 既報の通り、パソは現在メーカーで修理の最中です。 NECでは直すと言っていますが、ホントにあれが直るんだろうか。 そんな疑問がふつふつと湧いてくる思いです。 22日、とことん中華。 健啖家の友人と二人で、幡ヶ谷にある変態中華に突撃。 食べも食べたり、平らげたその皿数は13。 それもそのはずで、その店にはメニューがありません。 次々と出される料理をむしゃむしゃ食べるという方式で、 自分でチョイスできるのは料理に合わせる酒だけです。 お腹が一杯になったらストップをかけるシステム。 13品も食べていたのはあたしたちだけでしたっけ。 この後、無性に中華料理を作りたくなってしまいました。 あ、カレーは相変わらず作り続けてますよ。 大きな出来事を挙げればざっとこんな感じですが、 当然これ以外にもこまごまとしたことは数知れず。 日本シリーズ、酒、将棋の竜王戦、酒、相撲、酒、 料理、酒、サケ、酒、ワイン、酒、ビール、酒。 29日、お袋がさっそく杖をなくしました。 今のところ、杖の行方は不明。 30日、お袋がさっそく転びました。 今のところ、左顔面はお岩さん。 なんだかワサワサしているうちに、師走に突入です。 |
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