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医療について考えさせられた件(長いヤツww) の続き


13:30にオペ室に入り、結果的に出てきたのは18:00近かった。
必要と思われるところには、逐一電話連絡を入れる。
家族は待っていてくれということだったのだが、
入院が確定しているからには身の回りの品も必要になる。
待ちくたびれて私が一旦自宅に戻ったのは17:30頃。
必要な物を取り揃えて病院に戻ったのが18:30。
この間に本人はオペ室から病室に移されたのだが意識はない。
出掛けていた次男が合流する。
医師からの説明があるということで三人で病室に入る。

虫垂が逆上がりする形で腸にくっついてしまっていました。
腸を傷つけずに虫垂を外すのが、一番注意が必要なところでした。
とても腹腔鏡ではできないので開腹し、切除とともに洗浄もしました。
思ったよりも時間を要しましたが、現在できることは全て行いました。
しばらくは反応熱なども出ることが予想されます。
破裂した虫垂から漏れていたものもあるわけですから、
それが全てキレイになったと判断できれば管を抜きます。
退院はその2・3日後ということになるでしょう。

Q: 親として、もう少し早く気づいてやれなかったかという反省があるのですが、
  そこについて先生方はどのように思われますか
A: これは、気づかなかったと思います。
  普通の虫垂炎ならもっと痛むはずなのですが、今回はお話した事情で
  患部が腹膜から遠ざかっており、そのために痛みが弱まっていたようです。
  そこまで気づくというのは、容易なことではありません。
Q: 初めに異状を訴えた段階でかかりつけに行くという選択肢は?
A: あったと思いますが、そこで虫垂炎という特定は難しいのです。
  結果的に大きい病院にかかる必要があるなら、どちらが良いかは決めがたいです。
Q: ということは、今日も検査をしたからこそ切除することになったということですか。
A: その通りです。今日の決定打はCTスキャンで、画像で確証が得られたことで
  手術の必要性と緊急性を確認したことになるわけですから。
Q: 町医者で画像を得ることができなければ、結局大きい病院に来ざるを得ないと。
A: はい、おっしゃる通りです。

今さら…という気もするが、医療の発達と医療機器の進歩は不可分なのだ。

Q: 夜中から痛みを訴えていたので救急車の要請も考えたのだが、
  色々考えあわせて私の判断で要請を見合わせ今日のような形になった点は。
A: 夜中に病院を探しても、手術の条件が揃わなければ何もできません。
  せいぜい痛み止めの点滴をするぐらいが関の山です。
  結論から言えば、今日のケースはオペ室まで最速で入れる選択でした。
Q: それを聞いて、すこし安心しました。
  今後の見通しについてはいかがでしょうか。
A: 虫垂が破れて内容物が漏れていたために、腸を洗浄してあります。
  とはいえ、腹部には菌がばらまかれていたことになるわけですから、
  現在は感染症にかかったままの状態と考えてください。
  まずはそれが完全に収まるまで、全力でケアに当たります。
Q: 実は私自身も昨年盲腸になりかかり、散らした経験があります。
  その際に「盲腸は自家感染だから」と言われたことを思い出します。
A: やはり何らかの事情で免疫が低下していたと考えるべきでしょう。
  息子さんもそうですが、疲れやストレス、様々な原因が考えられます。
Q: 回復のスピードについては、個体の体力次第ということになりますか。
A: それもありますが、抗生物質がもっとも有効な手段です。
Q: ああ、なるほど。昔は虫垂破裂から腹膜炎で死亡ということもありましたね。
A: 大正時代には90%以上の死亡率でしたが、現在では抗生物質が良いので、
  昔のようなことはすっかりなくなりました。

薬の発達が救う命が、これほど身近にあるとも思ってみなかった。
薬学の発達もまた、医療の発達とは不可分なのである。

Q: 我々家族が、何かすべきことはありますか。
A: 入院中は我々スタッフにお任せください。

なるほど、私たちもそのように腹をくくれということか。
実際にできることなどありはしないから、従っておくとしよう。

先ほど、長男本人からメールが来た。
その程度のことならできるのだなと思った。
昨年の次男の入院は2ヶ月半に及んだが、今回は2週間程度か。
昨晩は麻酔が完全には切れていない状態だったので、
長男とのやり取りも心もとないものだったし、本人も覚えていないだろう。
面会は午後2時からということなので、あとで行ってくるとしよう。
必要があって入院しているのだから、ストレスが少しでも軽くなるように、
家族にしかできないケアのヒントを見つけてこられればと思う。
虫垂破裂の痛みはこちらの想像のはるか上をいくものと思うが、
長男にはそれも笑い話にできるように身も心も元気になってもらいたいものだ。
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2016 / 09 / 14 ( Wed ) 11:32:13 | 日記 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
医療について考えさせられた件(長いヤツww)


5日ほど前から、長男が腹痛を訴えていた。

へそのちょっと下、胃ではないかな。
食欲はあるけど、排便はスムースとは言えないかも。
でも吐き気も下痢もないから、食中毒でもなさそうだよね。
ウイルス性の胃腸炎か何かかな。
ちょっと夏バテっぽい感じもあったしなあ。

事態が急変したのは、9月12日の夜だった。
痛い、おかしい、ただ事ではない、長男がうめく。
私が仕事から帰った9月13日の午前2時まで、
長男の悶絶は続いていた。
それでも寝ようとして横になるのだが、痛みで寝られない。
かと思うと、単純に睡眠不足が作用して意識を失う。
だが、またしても痛みで目を覚ます。

救急車を呼ぶべきか?
いや待て、私の経験が待ったをかける。
これはおそらく盲腸、即手術レベル。
だが、手術には段取りが要る。
執刀医はもちろんのこと、十分な検査を行える設備とスタッフ。
案外大切な、麻酔医。
それを、この夜中に確保できるのか?
自問が続く。
条件を満たす受け入れ先があったとして、遠かったら?

長男と話したうえで、私は一つの決断を下した。

<続きはこちらから>
2016 / 09 / 14 ( Wed ) 02:46:08 | 日記 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
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