伊勢神宮遷宮


<胡桃など割ってひとりゐクリスマス 山口青邨>
日本人の軽薄さが浮き彫りになる日がやって来ました。
もう、情けないやら腹立たしいやら、一年で一番イヤな二日間です。

唐突な話ですが、伊勢神宮にいらっしゃったことはありますか。
あたしは一度だけ経験があるんですが、あたしのような無宗教の人間でも
玉砂利を踏みしめて歩いているうちに敬虔な気持ちになったのを覚えています。
その伊勢神宮、二十年に一度「遷宮」という行事が執り行われます。
詳細はこちら→http://www.sengu.info/qanda02.html

以前に、知り合いの大工さんから聞いた話をご披露いたしましょう。
伊勢神宮の遷宮は大工さんの業界でも大きな意味を持っているというのです。
遷宮には、「宮大工」と呼ばれる特殊技術を持つ大工さんが召集されます。
その名の通り宮殿神殿を専門に作る大工さんで、繊細な技術を有しています。
そんな人たちに声が掛かって、日本全国から集まることになるわけです。
中には当然駆け出しもいますし、ヴェテランもいます。
そこで技術の交流会が行われるというのですね。
先輩の持つ技術を後輩が継承する、滅多にないチャンスなんだそうです。
で、二十年に一度という周期が、技術伝承にちょうどよいのだということです。
話をしてくれたのは普通の大工さんなのですが、その彼でさえも
「機会があるならば、ぜひ一度は参加してみたいと思っている。」と言います。
なるほど、伝統技術を連綿と伝えていくには、こうした行事が不可欠なんですね。

勘のいい方は、あたしが何を申し上げたいかお分かりですよね。

クリスマスの料理やお菓子を作ったら、おせち料理も作りましょう。
そこには、日本料理に脈々と息づく知恵と工夫が盛り込まれています。
おせち料理は本質的に家庭料理ですから、どなたにもできるはずです。
一度にあれこれ作るのが大変なら、今年は黒豆来年は田作りというように
少しずつ試してごらんになるのもいいかもしれません。
伝統文化の実践と伝承は、次の世代に対する大人の責任です。
2006 / 12 / 24 ( Sun ) 14:53:46 | 日記 | TrackBack(0) | Comment(2) | トップ↑
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コメント
タイトル:こんにちは。

今年は家の中がごちゃごちゃしていて、クリスマスのどころではありませんでした;
ケーキは食べましたケドね。。。(笑)
たしかに、おせちは作ったコトがありません(^_^;)
こちらでは、元々おせち料理は作らないのですが、自分で作ってみたいと思います。(皿鉢料理が多いですね)
名前: みか #mQop/nM. : 2006/12/26 13:21 :URL [ 編集] | トップ↑
タイトル:なるほど…

もともとおせちを作らない地方もあるんですねぇ。
でも、皿鉢料理ならヘタなおせちよりずっと豪華でしょう。
それはそれでいいですね。

で、お雑煮は丸餅の白味噌仕立てでしたっけ。
名前: 新三 #brXp5Gdo : 2006/12/26 13:57 :URL [ 編集] | トップ↑
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