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桃太郎の憂鬱


<プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷>
一昨日5月6日は二十四節気のうちの一つ、立夏でした。
立春の日には、やれ春が来たとか、暦の上ではどうのこうのと大騒ぎ、
それが立夏となると全体的に自粛気味なのが滑稽に思えるあたしです。
立春を取り沙汰するなら、せめて立夏立秋立冬も騒げよ、世のアホタレども。

ゴールデンウィーク突入後こどもの日までの何日かの間、
商店街やスーパーなどではそれに因んだ音楽が流れていました。
金太郎や桃太郎が流れるのは、強い男の子になって欲しいという大人の願いでしょうか。
さてその桃太郎の歌なんですが、一番はみなさんよくご存知のことでしょう。

♪も~もたっろさんも~もたっろさぁ~ん
 おっこしぃにつっけた~き~びだんごぉ~
 ひっとつ~わったしぃにくっださぁいなぁ~♪

ここで、質問です。
ズバリ、二番は?


いきなりですが、正解を記しましょう。

♪や~りまっしょうや~りまっしょぉ~    です。

♪あ~げまっしょうあ~げまっしょぉ~    だと思ったあなた。
コチラをどうぞ→桃太郎の歌詞

桃太郎の家来になる三種類の動物、イヌとサルとキジ。
昔の人の感覚では動物に黍団子をあげることはあり得ません。
紹介サイトの解説にもあるように、曲全体が軍国主義の発露と化しているのは
唱歌という観点からすると残念至極なのですが、国語の立場から見ると
いたって自然な、いたって普通の、当たり前の用語というにとどまります。
日本語コラムに「やる、あげる」という項目で書いたことがあったと思って調べたら、
2005年の6月12日、実に2年も前のことだと分かりました。
コラム開始直後の二つ目の題材で、当時、相当気になっていたことが知れます。
そしてその言葉の乱れは、時間が経っても頭のどこかに引っかかり続けていたようです。
先日も、ラジオを聴いていたところ、「花に大切なのは『水やり』です。」と言った人が、
次の瞬間には「水のあげ過ぎにはくれぐれも注意してください。」と言っていました。

こどもの日にこどもの健全な成長を願うのは、大人として当然のことです。
でも、当の大人が果たして健全であるのかどうかは、甚だ疑問です。
こどもの日をきっかけにそんなことを再考してみるのもいいと思います。

だって…。









だって、大人の日はないんですもの。


2007 / 05 / 08 ( Tue ) 07:35:35 | 日記 | TrackBack(0) | Comment(2) | トップ↑
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コメント
タイトル:

端午の節句ランチで疲れちゃって立夏どころじゃなかったですね(汗) せめて1週間後くらいにしてくれれば。。(そんなこと言ってもねw)

「あげる」と「やる」だけじゃなくて他にもよく似た区別ってあるけれど、たまに間違ってると思いながら「でも、やっぱり」と使ってしまうことがあります。 先日自分の人形のことを「彼女:She」と呼んだ時、チョコ星人に指摘されてしまいました(「It's it!」だって) でもやっぱり私にとってはsheなんですけどね。

大人の日が欲しいR*でした♪
名前: R* #cDvBsRdY : 2007/05/11 12:31 :URL [ 編集] | トップ↑
タイトル:こんにちは。

R*さん、この記事も次の記事も、コメントしづらかったでしょう?(笑)
それを両方ともコメントしてくだすって、ありがとう存じます。

あたし自身、動植物の擬人化には辟易しています。
ウチではネコに餌を「やる」ですし、花にも水を「やる」です。
大人が正しい言葉遣いをしないと、子供も覚えません。
仮にブライスがあっても、itでいきたいところです。

名前: 新三 #brXp5Gdo : 2007/05/11 15:32 :URL [ 編集] | トップ↑
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