長男という立場、その1。


ウチの長男、才は、去年一昨年と素晴らしい体験をした。
「歌舞伎体験教室」というのだが、文化庁の肝煎りで、
国立劇場、松竹、俳優協会が協力して、小学校の高学年の子達に
歌舞伎の実体験をしてもらおうという試みだ。
演目は「寿曾我対面(ことぶきそがのたいめん)」という、
いかにも様式美に溢れた華やかな一幕ものだ。
曾我兄弟の敵討ちをご存知ならば、「ああ、あれか。」と
見当がつく話で、実際その通りの単純な筋の運びだ。
それをいかにも時代に、いかにも鷹揚に見せるのが歌舞伎独特で、
個人的には好きな狂言の一つと言っていい。

才は、昨年、曾我五郎時致(そがのごろうときむね)を務めた。
まだ前髪のやんちゃなボウズで、気合もいいし気風もいい。
こんな感じの舞台だった。(真ん中の、赤い着物のヤツですぜ。)
五郎

そして今年、中学生になって参加資格はなくなったものの、
発表会がやたらと気になっていたらしいのだ。
珍しく自分から「行ってみたいんだ。」と言うものだから、
二つ返事で、すんなりあっさりとつき合ってやった。

素人集団、それも小学生の集まりなのである。
だが、みんなそれはそれは一生懸命にやっている。
上手い下手を超越した感動があることを、昨年一昨年に続き、
今年もまたつくづく思い知らされたあたしだった。

さて、この話には、更なる展開がある。
次のUPがいつになるかは定かではないが、
肝心なのは今日行ってきた発表会のことではないし、
ましてや昨年の思い出でもない。
長くなるので、この先は次に譲る。

難解な用語について。
肝煎り(きもいり)・様式美・鷹揚(おうよう)→辞書か、ネット検索をどうぞ。
一幕もの・狂言・前髪・時代→掲示板へご質問をどうぞ。
才→このブログの過去の記事をどうぞ。




2005 / 08 / 15 ( Mon ) 01:24:08 | ガキンチョ日記 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
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