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ポーク・ビンダルー


<倒れたる案山子の顔の上に天 西東三鬼>
どこまでも高い秋の空を動かぬ案山子がじっと見つめている様子を描写し、
稲刈りが終ればお役御免の案山子に妙な生命感が吹き込まれています。

このところ少し寒さが増してきて、いよいよ冬が近いことを感じますね。
夏からずっと作り続けているカレーですが、まだ熱は冷めません。

今日ご紹介するのは、今までの一連のカレーとは全く違うタチのものです。
まず、使っているのが豚肉というのがそもそも珍しい。
それから、ワインビネガーを使うというのも豚肉にまして珍しい。
パッと見は日本のレトルトカレーのようでもありますが、とんでもない。
そんな変わった一皿、続きでお目にかけることにいたしましょう。

百聞は一見に如かず、これがその「ポーク・ビンダルー」です。
ポーク・ビンダルー
ワインビネガーやスパイスを混ぜた中に豚肉(今回はモモ)を漬け込んでおきます。
あとはそれをタマネギやトマトと炒めて、水分を加えたら肉に火が通るまで煮込むだけ。
豚肉600gに対して100ccのワインビネガー、かなり酸っぱい味に仕上がります。
砂糖が大さじ一杯だけ入るのも、ビネガーの鋭い酸味を抑えるためです。

ちょっとUPにしてみるとこんな感じです。
近影
黒いツブツブはミキサーで砕いた様々なホールスパイスです。
なんと八角まで入っているんですよ、このレシピったら。

さらに寄ってみました。
もっとUP
カレーがご飯をすり抜けて皿に到達している様子がお分かりでしょうか。
グレービーにはまったく濃度がないので、こういうことになります。

酸っぱくて、辛くて、香りが複雑で、とにもかくにも美味しい。
この料理はインド西岸のゴアという町の名物らしいのですが、
そのゴアは20世紀後半までポルトガルの支配を受けていたとのこと。
豚だのワインビネガーだのが使われるのは、そこいらの事情でしょう。
常食できるタイプの料理ではありませんがとにかくパンチは強烈、
たまにはこういう料理を食べて自分に活を入れるのもいいでしょう。
ワインと合いそうな酸っぱ辛いカレー、いかがですか?

2008 / 10 / 31 ( Fri ) 13:02:15 | インド料理 | TrackBack(0) | Comment(2) | トップ↑
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コメント
タイトル:

カレーというより煮込みという方がしっくりくるカレーですね。
こんなところにも異国食文化の影響が・・・ おもしろいです。
100ccもビネガーが入るとかなりお肉もやわらかくなるんでしょうか?
名前: R* #cDvBsRdY : 2008/11/02 12:43 :URL [ 編集] | トップ↑
タイトル:そうですねぇ

肉はちっとも軟らかくありませんでした。
ただでさえ脂の少ないモモ肉を煮込んだもんですから、
肉は相当締まった感じになってしまいました。
あれなら、バラ肉でも良かったかと反省してます。

ポルトガル発インド・ゴア経由日本・中野着、
偏西風の香り漂う、文字通りエキゾティックなカレーです。
名前: 新三 #brXp5Gdo : 2008/11/02 16:33 :URL [ 編集] | トップ↑
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