美味いけれど、大いに文句がある


ラーメン専門店で新規開拓に成功したときの喜びは一入です。
しかも電車に乗ってわざわざ出掛けるのですから、ね。

西武新宿線の都立家政という駅の程近くに、「麺や 七彩」はあります。
喜多方ラーメンがどうのこうのと言われてもピンと来ないのですが、
完全無化調でここまで美味しいラーメンを出す店は貴重ですね。

塩ラーメン@七彩

チャーシュー、特に右側のレアな仕上がりのはイケてました。
メンマは細すぎてあまり存在価値を認められませんでしたね。
あと、ミツバを丁寧に広げて乗っけてくれたんですけど、別にいいから。

スープ一口目にカサッと来るのは煮干のダシでしょうか。
二口目からは気にならなくなりますが、全体に味が濃いですね。
ただ、それでないと麺とのバランスが取れなくなります。

塩ラーメンの麺@七彩

ご覧の通り、多加水の麺は透明感を湛えて美しく、そしてピロピロです。
多加水であることは水っぽいことにつながりかねないのですが、
そこは技術で、粉の味が優しく浮かび上がるキレイな味の麺です。
ちょっと塩が勝ったスープとの相性は見事なものです。
茹でる直前に麺を揉むことで軽い縮れを与えるのも特徴で、
このひと手間によって口中での麺の感触がいっそう楽しくなります。
麺は大盛りまでなら無料で増やせるようで、670円はお手頃でしょう。

しかし、この店には大きな問題点がありました。

とにかく、店の中が雑然とし過ぎ!

自家製麺はいいとしても、その製麺機はむき出しの丸見え。
昼は「七彩」でも夜はセカンド・ブランドでの営業だとかなんだとか、
その関係からかモノがやたらめたら置いてあって落ち着きません。
厨房の中でさえ調理器具が散乱していて、心配になったほどです。
ラーメン丼に集中していても、どうしたって見えちまいます。

タマゴを売っていたり醤油を売っていたりするもの、あたしには不満です。
いい食材を使っているというのは大いに結構なことなのですが、
ラーメン屋がタマゴや醤油を売って一体どうしようってのさ?
この食材を広く味わって欲しいという良心から出ることだとしても、
ラーメン屋のスタンスからは外れていると言わざるを得ません。
味付けタマゴやチャーシューを売るのであれば、それは製品ですから、
あたしとて文句を差し挟むつもりはありゃしません。
でも、ラーメン屋が自然食品の供給所になってはいけないと思うんです。

男性二人のサービスは実にきめ細かくて、好感が持てます。
それだけに、店内の片付かない有様が余計に目立ってしまうようです。
スペースの関係、営業方針上やむを得ない、そうなのかも知れません。
でも、ラーメン一杯であっても、客は金を払って食うわけです。
そのために最良の環境を用意することは、店の義務だと思います。

ラーメンが美味しいので、もう何回かは行こうと思っています。
でも、それはすなわち、劣悪な食事環境との戦いを意味します。
二度目三度目にあたしが何を感じるか、それは自分にも分かりません。
2010 / 10 / 10 ( Sun ) 07:36:46 | ラーメン | TrackBack(0) | Comment(2) | トップ↑
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コメント
タイトル:

最近流行りの二毛作店ってやつですね
不景気だから、あれもこれも売れそうなものは
なんでも置くてるんですかね~?!
そうそう、最近、額関節症の治療で通ってた
地元の歯医者のそばに有名なラーメン屋
(そば 伊藤)があったのを知りました。
あまりに殺風景なお店で前を通るたびに
不思議だったんですよ。。。
名前: 晶 #mQop/nM. : 2010/10/15 21:29 :URL [ 編集] | トップ↑
タイトル:イトウですねー。

イトウに行くならハトヤですよねー。(違っ!

伊藤は、そばに葱が乗っかってるだけという…。
しかもスープが少ないので有名ですよね。
麺が乾いてしまわないのか、心配です。

七彩、ラーメンはとても美味しいと思うんです。
だからこそ、ラーメンだけで勝負すればいいのにと、
そんなことを考えているところです。
いろいろやりたい気持ちは分からないでもないんですが、
それで客が戸惑うのでは元も子もありません。
名前: 新三 #brXp5Gdo : 2010/10/16 13:46 :URL [ 編集] | トップ↑
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