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柊と鰯と節分


【豆を撒く力こめしが声となり 岸風三楼】

鬼の面を被ったあたしに向かって遊が投げつけた煎り大豆は、
狙いを違わず面のちょうど眉間に命中して鋭い音を残しました。
さすが野球部、やるぢゃん…。

今年は、恵方巻の悪口は書きません。
もうどうにでもなりやがれ!って思ってますんでね。
今日書き留めておきたいのは、ちょいとばかり別のことです。

節分には、柊に鰯を刺して魔除けとして置いておくものなんですよ。
もっと言えば、鰯の頭を焼いたものを柊に刺す…ってことですね。
去年、柊はウチの近くの栗山さんちのを拝借してきました。
ところが今年は門扉が閉ざされたままで、拝借も男爵もありゃしません。
無理やり収穫して罪人になるのもどうかと思い、買ってきちゃいましたよ。

節分セット

馬鹿ですねー、こんなものを金払って買ってくるなんて、ねえぇ。
栗ちゃんチにあるからと思って安心していたのがいけなかったんです。
実は、ウチの近所には柊の木がまるで見当たらないんですよ。
あたしがガキの時分には、もっとあちこちにあったように思います。
それが最近では、柊のあるおウチはめっきり減ってしまったようです。

話は変わりますが、江戸時代の庶民の代表的な主菜をご存知ですか?
     鰯の丸干しです。
流通の関係で生ものの鮮度はとても保証されてはいませんでしたが、
その代わりに塩干ものを美味しく食べる知恵は既にあったようです。
しかも、日々三度三度そんなもんばかり食べていたというではありませんか。
現代の東京人の食卓を見たら、江戸人は何と言うでしょう。
それはさておき、そういう訳で鰯の頭なんてのはいつでもあったんです。
そしておそらく、柊の木もそんじょそこらにあったものと推察されます。
だから、節分には、豆だけあれば事は足りたのでしょうね。
保存食としての煎り大豆も、当然普及していたに違いありません。
こうして食文化や実生活の側面から見た節分も、実に興味深い。
わざわざ色々なものを買い揃えないといけない現代は、窮屈ですね。

あたしが飾った魔除けセット、198円で買ってきた節分飾りに、
片口鰯の目刺しをラップにくるんで添えただけのものです。
煎り大豆は、どうせなら美味しいのがいいので、豆の専門店で購入。
鰯があるので、野良猫に食われてもそれはそれでいいと思ってました。
了見の悪い奴がかっぱらっていっても、そいつにくれてやるつもりでした。
でも、無事に役割を終えて元の姿のまま収納されることになりました。
目刺しは、当然あたしの酒の肴として、その身を焦がすことになります。
豆は、お茶うけにポリポリやれば、すぐになくなってしまいます。
柊と豆の木は、来年の節分までとっておいてみようかしらん。(←せこい!)



昨日は立春、週明けの天気が雨に向かうせいか、気温もやや上がったようです。
暖かくなったら、柊の木がどこにあるか、近所を探索してみたいものです。
そして、今から来年の節分に備えることにしようじゃありませんか。

え?
来年のことを言うと鬼が笑う…ですって?


ご心配なく。
あたしは、笑っている鬼と美味しい酒を酌み交わします。
2012 / 02 / 05 ( Sun ) 16:32:43 | 日記 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
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