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50年の重み


二日続けて龍馬で飲んだってことは、
二日続けて新宿へ行ったということです。
目的は「スカイフォール」で、二日連続での鑑賞でした。

何度も読み返してしまう本、ありますよね。
読む度に新しい発見があったりするものですけれど、
それは読み方が雑だからということではないんですよね。
読むときの環境や精神状態が異なると、印象も変わるんです。
ただし、何度も読む価値のある本とそうでない本があるのも確かです。
映画も同じで、何度も反芻してしまう作品があります。
ビデオやDVDを持っているのに、TVでやってると観てしまうとかね。

というわけで「スカイフォール」、大変面白うございました。
2時間23分という長尺にもかかわらず、だれるところがありません。
アクションや展開のテンポが良く、独特のグルーヴ感があります。
内容について精査するとちょっと疑問符のつくところもあるんですが、
そんなことを気にしているヒマもない程の濃い~時間でした。

50年なんですね。
第一作のドクター・ノオの封切りが1962年の10月5日、
それから実に50年という時間が流れたわけです。
「スカイフォール」は23作目ですが、あたしは何本観たんだろう。
シリーズものでこれだけ観たのは、他には寅さんだけですよ。
ゴジラやガメラだって、せいぜい5本ぐらいだと思いますもの。

ダニエル・クレイグになってから007以前のボンドが描写され、
今回もボンドの出自に迫るドラマが構築されていました。
アクション映画という観点からはどうなのかな…とは思うのですが、
それはそれで興味のある内容になっているのが見事です。
50周年ということで、過去の作品へのオマージュも見受けられます。
アストンマーチンDB5の登場シーンでは声を上げてしまいましたし、
それが大破するシーンでは妙な悲しみさえ感じてしまいました。
そんなこともあってか、ボンドガールの活躍は控えめでしたね。
今回に限っては、50周年であることが大切だったのでしょう。
サム・メンデスはシリーズ初のメガホンでしたが、何と言うのか、
自身も007の大ファンであることがスクリーンから伝わってきます。

原点回帰、それが50周年のキーワードなのでしょう。

もう一つ、忘れてはならないことを。

ボンドの敵として登場するハビエル・バルデム、凄いですねえ。
MとMI6に恨みを抱いて組織への復讐劇を繰り広げるわけですが、
それと同時にMに対する屈折した愛情を余すところなく表現しています。
ああいう達者な俳優が、海外にはゴロゴロいるのでしょうか。
そう思うと、過去の作品も観てみたくなるのが人情ってもんですね。
コーエン兄弟の作品が有名らしいので、その辺りから攻めてみますか。
いい本が読書の連鎖を生むように、映画にも連鎖があるようです。

今回、一日目は遊と二人で、二日目は遊とカミさんと観ました。
カミさんは、以前は007に大した興味を持っていなかったクチです。
それが、一度劇場で観てからはすっかりファンになったようです。
遊はとにもかくにもアクション映画好きですので今回も鼻息が荒く、
もう一度観たいだのDVDが出たら自腹でも買うだのと息巻いています。
そんな幅広いファン層が出来上がっているのも、映画の力でしょうね。

アストンマーチンが吹き飛ぶシーンで、印象的なカットがありました。
ボンドが、木っ端微塵になる車の方をキッと見遣るところです。
そこで音楽がパッと007のテーマに変わり、ボンドに力がみなぎります。
自分の過去と決別し、自分が生きていく未来を自分の手で切り拓く、
そういう一種の悟りを開いたクレイグ=ボンド、素敵でした。
原点に帰りつつも、ボンドは、作品は、未来を見つめていくのです。
ダニエル・クレイグはあと2本の契約を済ませているようで、
少なくともシリーズ25作目までは作られることが決定しています。
起用時には金髪碧眼が不安視されていたダニエル・クレイグですが、
三作目にして余裕と貫禄を感じさせる安定ぶりを発揮しています。
この先も、ボンドフリークを大いに楽しませてくれるでしょう。

"Bond, James Bond."

これはボンドが名乗る時の、お決まりのセリフです。
これから先、何度でも、このセリフを聞き続けたいものです。

2013 / 01 / 17 ( Thu ) 09:13:03 | 日記 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
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